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Stable Diffusionの画像保存場所について解説

Stable Diffusionで画像生成をしていると、うっかり画像を保存し忘れたことがあるのではないでしょうか?

また、多くの画像を生成していると画像の管理が手間になって、保存の設定を変更したくなる場合もあると思います。

そこで、この記事では自動保存先とその設定の仕方について解説します。

この記事を読んでわかることは以下の通りです。

記事を読んでわかること

  • 画像が保存されている場所がわかる
  • 画像保存の設定や場所の変更方法がわかる

それでは、Stable Diffusionの画像保存について解説していきます。

デフォルトの画像保存場所は「outputs」フォルダ

デフォルトの設定では「outputs」のフォルダに自動で画像が保存されるようになっています。

たとえば、Stable DiffusionをインストールしたフォルダがCドライブ直下の「SD」というフォルダの場合は以下のフォルダに画像が保存されます。

C:\SD\stable-diffusion-webui\outputs

ここではインストールしたフォルダ名は「SD」ですが、ここだけは人それぞれの環境で異なるので自分の環境に置き換えてください。

outputsのフォルダの中を見ると、以下のようにフォルダがいくつかあると思います。

それぞれのフォルダを開くとさらに日付別でフォルダが生成されていて、その中に生成された画像が保存されています。

「img2img」と「txt2img」という分類のほかに「grids」と「images」という名前がついている2つのフォルダがあります。

簡単にまとめると、gridsは画像をまとめたもので、imagesは個別の画像といった具合です。

たとえば、Batch Countを4で画像生成を行った場合を考えてみましょう。

画像名をA、B、C、Dとします。

まず、imagesにはA、B、C、Dの個別の画像が1枚ずつ保存されます。

そして、gridsのフォルダにこれら4枚分の画像をまとめた画像が保存されます。

このようにStable Diffusionでは画像が自動で保存されるようになっているので、普通に使っていればうっかり画像の保存を忘れても画像が消えることはありません。

おすすめの設定は外付けHDDなどの専用ストレージに画像を自動保存

画像保存場所の一番のおすすめは、大容量かつOSと別のストレージに保存することです。

具体的にはクラウドストレージや外付けのHDDです。

そうすることで管理が楽になって、画像の保存忘れるということもなくなるからです。

保存先はStable Diffusionのインストールされているドライブ以外やオンラインストレージも指定できます。

具体的には以下の通りです。

指定できる画像の保存先

  • クラウドストレージ(OneDriveなど)
  • 外付けHDD
  • NAS

これだけ指定できれば保存先に困ることはないと思います。

それぞれの環境にあった保存場所を指定してあげましょう。

次の章で画像保存場所の変更方法を解説していきます。

画像保存場所の変更方法

はじめにStable Diffusionを起動します。

そして「Settings」のタブから「Paths for saving」を選択します。

パスが「outputs」になっているのでここ変更したい新しいパスを次の4か所に入力します。

パスを変更したら、「Apply settings」をクリックして、次に「Reload UI」をクリックすれば設定変更完了です。

パスを書き換えたら、ちゃんと画像の保存先が変更されているかチェックしましょう。

この設定を変更すれば、次回以降も保存先は新しいパスのまま維持されます。

そもそも画像を保存しない設定も可能

画像の保存先を指定しても画像そのものを整理しないままだと、生成した画像がどんどん溜まっていきます。

最初はストレージの容量がそれなりにあっても、画像は意外と容量を圧迫します。

外付けHDDなどデータ保管専用のストレージがあればいいのですが、そうでない場合はStable Diffusionだけでなくパソコン作業全般に悪影響です。

そもそも、画像生成をしていて保存したくなるような画像は一部だけという場合が多いでしょう。

管理の手間を考えれば、すべての画像を保存する必要もありません。

そのような場合は、画像を保存しないように設定するのがおすすめです。

手順を解説します。

Stable Diffusionの起動画面から「Settings」タブの「Saving images/grids」を選択します。

以下のような画面になると思います。

「Always save all generated images」と「Aloways save all generated image grids」のチェックを外します。

そして、「Apply settings」をクリックして、次に「Reload UI」をクリックして設定完了です。

こちらも設定が完了したら設定が適用されているかを確認しましょう。

まとめ

Stable Diffusionの画像保存設定について解説しました。

画像生成のほかにもファイルの保存については、場所を指定しておかないと管理が手間になるので、わかりやすいところに設定しておきましょう。

もし、Stable Diffusion以外に生成系のソフトをよく使っているのなら保存場所を見直すことをおすすめします。

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